「混沌と洗練が共存するベトナムの魅力 ― カフェ・市場・世界遺産」
- 吉祥寺 REPUBLIC
- 9月18日
- 読了時間: 2分
カオスもまた魅力 ― ベトナムで感じた多様な表情

ベトナムを旅してまず驚かされるのは、独特の“カオス感”あふれる街並み。
信号は少なく、バイクは逆走も日常茶飯事。初めて訪れると道を渡るのに勇気がいるほどですが、不思議と時間が経つにつれて慣れてきて、むしろその雑多さが街の個性として心に残ります。建国記念日(9月2日)が近づくにつれて街中が盛り上がりを見せ、まさに混沌と活気が共存していました。

ベトナムのカフェ文化

そんな賑やかな街の中で、ふと立ち寄るカフェはまるで別世界。
ベトナムはコーヒー文化がとても発達しており、ローカルな路面カフェからおしゃれなモダンカフェまで多彩にそろっています。特に「エッグコーヒー」はふわふわのクリームのような口当たりで、ここでしか味わえない一杯。街の喧騒を忘れて、のんびりコーヒーを楽しむ時間は旅の大きな癒しでした。
日本でのカフェ時間が美容やファッションのインスピレーションになるように、ベトナムのカフェでも「その国の今」を肌で感じることができました。
世界遺産 ミーソン遺跡

そして、少し足をのばして訪れたのが ミーソン遺跡。
かつてチャンパ王国の聖地として栄えた場所で、レンガ造りの遺跡群が山々に囲まれて佇んでいます。戦争の爪痕も残る一方で、現在も保存活動が続けられており、静かな時間が流れていました。都会のエネルギッシュな雰囲気とは対照的に、ここでは「歴史と時間の重み」をじっくりと感じることができます。

ベトナムの旅は、
秩序と無秩序が共存する街のカオス
カフェで過ごす穏やかなひととき
悠久の歴史を刻む世界遺産
この三つが見事に融合していました。
洗練と混沌が同時に存在するからこそ、ベトナムは一度訪れると忘れられない魅力にあふれているのだと思います。
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