金木犀の香る井の頭公園を歩いて。秋の髪は「艶」で決まる
十月に入ってから、吉祥寺の駅を出たところで甘い香りに気づく日が増えました。金木犀です。花を見つけるより先に、香りが届く。この花のそういう控えめなところが、毎年なんとなく好きです。
海外で暮らしたことのある方には、少し思い当たる感覚かもしれません。ニューヨークの秋は焼き栗とシナモンの匂いがして、ロンドンは雨と濡れた落ち葉の匂いがする。日本の秋の入り口は、やはりこの香りなのだと思います。
朝の井の頭公園という贅沢

休日、少しだけ早く起きて井の頭公園へ。朝の池のまわりは昼間よりずっと静かで、ボートもまだ岸につながれたままです。七井橋の上でしばらく水面を眺めて、それから池に沿ってゆっくり歩く。どこかの庭先から金木犀の香りが流れてきて、思わず足が止まります。
予定を詰めず、ただ歩くだけの朝。東京にいると意外と手に入らない時間です。
秋の光は、髪の状態を正直に映す

夏のあいだは気にならなかったのに、秋になって鏡を見たら毛先のパサつきや色の抜けが急に目についた。そんな経験はないでしょうか。
秋の日差しは低い角度から差し込むので、髪の表面のわずかな凹凸がそのまま影になります。夏の紫外線や冷房で乾いた髪は光をきれいに返せず、どこか疲れた印象に見えてしまう。だからこの季節は、色そのものより「艶」が見た目を左右します。
金木犀の季節に似合う髪
金木犀のオレンジは鮮やかな色ではなく、少し霞んだやわらかい色です。髪も同じで、秋は明るさを足すより、深みのあるブラウンやベージュに艶をのせるくらいがちょうどいい。トーンをほんの少し落とすだけで、ニットやウールのコートともぐっとなじみます。
REPUBLICでは、色を決める前にまず今の髪の状態を確かめ、夏に受けたダメージを整えるところから始めます。土台が整っていれば、同じカラーでも仕上がりの艶がまったく違ってきます。

英語でのご相談も、どうぞ
海外生活が長かった方から「日本の美容室で、イメージをどう伝えたらいいのかわからない」と伺うことがあります。当店では、仕上がりのご相談を英語でも日本語でも、話しやすいほうでお受けしています。
金木犀の香りは、ほんの一、二週間で消えてしまいます。香りが残っているうちに公園を歩いて、ついでに髪の秋支度も。そんな休日の過ごし方はいかがでしょう。
REPUBLIC for hair東京都武蔵野市吉祥寺南町2-12-10 1FTEL 0422-24-9195



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