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梅雨・夏前の髪ケア完全ガイド|うねり・広がり・べたつきを防ぐ正しいケアとプロダクトの使い方

  • 18 分前
  • 読了時間: 9分

毎年梅雨になると「朝セットしたのに外に出た瞬間にくずれる」という声をよく耳にします。それは、ケア方法とプロダクト選びの問題です。REPUBLICのスタイリストが、正しい知識とサロン専売品の選び方を解説します。

梅雨の雨が降る窓辺

01 なぜ梅雨に髪がまとまらないのか

梅雨の時期、東京の湿度は70〜90%に達します。髪の毛は空気中の水分を吸収する性質(吸湿性)を持っており、正常な髪であればキューティクルが整っているため水分量を12〜13%程度に保てます。しかしダメージを受けた髪は、キューティクルに隙間ができ、外からの湿気が内部に一気に流れ込みます。

問題はこの吸湿が「均一でない」ことです。ダメージの多い部分と少ない部分で水分の吸収量が変わるため、髪が曲がり、うねり、広がります。さらに年齢とともに毛穴が変形することでも、くせ毛やうねりは出やすくなります。

「梅雨が髪を傷めるのではありません。梅雨は、すでにある弱点を白日の下にさらすのです。」

つまり、梅雨対策の本質は「その日しのぎ」ではなく、キューティクルを整えておくことです。そのために日常のシャンプーとプロダクト選びが、最も重要な投資になります。

覚えておきたい仕組み

  • 湿度が上がるとキューティクルの隙間から水分が侵入し、内部が「水分過多」に

  • 水分の多い部分と少ない部分のバランスが崩れ、うねり・広がりが起きる

  • UV(紫外線)もキューティクルを痛める原因。6月から対策を始めることが重要

美容室でのヘアケアシーン

02 シャンプーの選び方と正しい使い方

シャンプーは毎日使うものだからこそ、選び方ひとつで梅雨の髪の状態が大きく変わります。市販のシャンプーには硫酸系の強い洗浄成分が含まれているものも多く、毎日の使用でキューティクルを必要以上に削ってしまいます。サロン専売品が勧められる最大の理由はここにあります。

梅雨シーズンに選びたいシャンプーの条件

  1. アミノ酸系・低刺激の洗浄成分:「コカミドプロピルベタイン」「ラウロイルメチルアラニンNa」などのアミノ酸系成分は、油分を落としすぎずキューティクルにやさしい洗い上がりを実現します。

  2. キューティクルを整える補修成分:加水分解ケラチン・コラーゲン・セラミドなど。洗うたびに内部を補修し、湿気が入りにくい状態を維持します。

  3. 均一な保湿をもたらす成分:ヒアルロン酸・パンテノールなどが髪全体に均一に水分を補給し、「乾燥している→湿気を過剰吸収する」というサイクルを断ちます。

正しいシャンプーの仕方

  1. シャワーで30〜60秒、しっかりすすぐ:シャンプー前の予洗いで、ほこりや余分な皮脂の大半は落ちます。摩擦を減らせます。

  2. 泡立てて「頭皮」を洗う:毛先や中間には泡を流すだけでOK。頭皮を指の腹でマッサージするように洗い、夏場の皮脂・酸化したにおいをしっかり落とします。

  3. 最後にクールリンス(冷水)で仕上げ:10秒程度の冷水で仕上げると、キューティクルが締まり、ツヤとなめらかさが増します。梅雨ケアの中でも即効性の高いステップです。

03 プロダクト別ガイド:REPUBLICで取り扱うアイテム

REPUBLICでは、お客様の髪質や悩みに合わせてプロダクトをご提案しています。ここでは梅雨・夏前ケアの観点から、各ブランドの特徴と使い方を詳しく解説します。

SHISEIDO PROFESSIONAL — サブリミック エアリーフロー(くせ・うねりが気になる方向け)

資生堂プロフェッショナルが開発した「サーマルフローモーションシステム」を搭載。ドライヤーの熱を利用してくせ・うねりのある髪を内側から補正し、乾かすだけでまとまりやすい状態に整えます。梅雨のうねりに悩む方に、REPUBLICで最も多くご提案するラインのひとつです。 使い方:シャンプーで地肌をしっかり洗浄した後、トリートメントを中間〜毛先に揉み込み2〜3分置く。すすいだ後、ドライヤーで根元から乾かすことでシステムが最大限に機能します。必ず完全に乾かすこと。

SHISEIDO PROFESSIONAL — サブリミック アクアインテンシブ(カラーダメージ・乾燥が気になる方向け)

「ダブルリペアシステム」で髪を内部から補修し、うるおいバリアを形成。キューティクルを強化することで、湿気の侵入そのものを防ぐアプローチです。カラーリングを繰り返している方や、乾燥によるパサつきを感じている方に特に効果的。 使い方:ヘアカラーをされている方は、色落ちを防ぐためトリートメントをなじませた後すぐに流さず2〜3分置くことが重要です。

OLIOSETA Italy — オリオセタ オイルトリートメント(洗い流さないオイル)

イタリア発のラグジュアリーヘアケアブランド。オーガニック認定のアルガンオイル・亜麻仁油・椿オイルを独自の「オイルコンプレックス」で配合。オイルなのにベタつかない軽い仕上がりが特徴で、髪の内部まで浸透しながら表面をコーティングし、外気の湿気をシャットアウトします。 使い方:タオルドライ後の濡れた髪に適量(ミディアムなら2〜3プッシュ)を手のひらに伸ばし、中間〜毛先を中心になじませてからドライヤーで乾かします。根元への多量使用は避けること。

Lebel MOII — モイ オイル レディアブソリュート(ヘア・ボディ兼用マルチオイル)

シリコーンフリー・パラベンフリー・合成着色料フリー、自然由来成分100%のルベルのマルチオイル。イランイランとラベンダーをベースにした上品なフローラルの香りが特徴で、ヘアオイルとしてだけでなくボディオイル・ハンドオイルにも使えます。 使い方:ドライ後の仕上げとして数滴を手のひらに広げ、毛先から中間にかけてなじませます。梅雨の外出前の「最終シールド」として使うと、湿気による広がりを効果的に防げます。

Arimino Sprinage — スプリナージュ ジェントルモイスト(しっとりまとまりを求める方向け)

フェイスケアで使われるような贅沢な美容成分(アスタキサンチン・植物オイル)を配合した「モイストシュリンク処方」。必要な美容成分は残しながら不要な汚れだけを落とし、地肌から毛先まで均一に潤いを与えます。ベルガモットとラベンダーを基調にした上品な香りも梅雨の気分を和らげてくれます。

Arimino Sprinage — スプリナージュ モイストヴェール(敏感な地肌・カラー後の方向け)

「シコン」配合の独自「モイストバリア処方」で、ヘアカラー後や季節の変わり目に揺らぎやすい地肌を整えます。有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」配合でふけ・かゆみを防ぎながら、夏に向けて皮脂の増える頭皮環境をリセット。同ラインの「モイストヴェール ミスト」は外出先での保湿補給に便利なアイテムです。

Arimino Mint — アリミノ ミント シャンプー(夏の頭皮ケア特化)

夏の汗や皮脂による頭皮のにおい・かゆみ・べたつきに特化したスカルプシャンプー。清涼感のあるミント成分が頭皮をすっきりとリフレッシュします。 おすすめの使い方:①アリミノミントで頭皮をしっかり洗浄 → ②サブリミックやスプリナージュのトリートメントで毛先を整える、というダブル洗いルーティンが夏場の頭皮ケアに最適です。

スタイリストおすすめの組み合わせ

  • うねり・くせ毛が強い方:サブリミック エアリーフロー(シャン+トリ)+ オリオセタ オイル(アウトバス仕上げ)

  • カラーダメージ+湿気広がり:サブリミック アクアインテンシブ(シャン+トリ)+ MOII オイル(仕上げ)

  • ナチュラル志向・敏感肌:スプリナージュ ジェントルモイスト(シャン+トリ)+ MOII オイル

  • 頭皮のべたつき+まとまりも欲しい:アリミノミント(1回目)+ スプリナージュ(2回目)のダブル洗いルーティン

04 梅雨の朝ルーティン

正しいプロダクトを揃えても、使う順番や方法が違うと効果は大きく減ります。梅雨の朝に意識したい5ステップをまとめました。

美容室でのヘアスタイリング
  1. シャンプー&トリートメント(前日夜が理想):朝シャンも悪くはありませんが、トリートメントを置く時間を十分に取れる夜のケアが基本。夜に乾かし切ることで、翌朝の状態が安定します。

  2. タオルドライは「押さえる」だけ:タオルでゴシゴシこすると、濡れて開いたキューティクルが削れます。タオルで髪を包み、優しく押し当てるだけで十分です。

  3. アウトバストリートメントをなじませる(オリオセタ or MOII):濡れた状態の髪の中間〜毛先に適量をなじませます。ここで均一になじませることが、乾かした後のまとまりを左右します。

  4. 根元から完全に乾かす:ドライヤーは根元の毛流れを整えながら乾かすのがポイント。温風で乾かした後、仕上げに冷風をあてるとキューティクルが引き締まります。半乾きで外出は絶対NG。

  5. 仕上げオイルで「シール」する(外出直前):乾いた髪の毛先・表面に数滴のオイルを手のひらで伸ばし、なでつけます。これが湿気への最終バリアになります。つけすぎず、ほんの少しが正解。

05 よくある質問

Q:サロン専売品は市販品と何が違うのですか?

最大の違いは「成分の濃度と配合設計」です。市販品はドラッグストアでの販売を前提に、幅広い髪質に対応した汎用的な設計になっています。サロン専売品はスタイリストが髪の状態を見たうえで使用することを前提に設計されているため、有効成分の濃度が高く、特定の悩みへのアプローチが精密です。REPUBLICではご来店時にお客様の髪質を診断し、最適なホームケアをご提案しています。

Q:くせ毛ではないのに、梅雨だと広がります。なぜですか?

直毛の方でも、ダメージや乾燥によってキューティクルが乱れていると湿気の影響を受けます。「くせ毛」でなくても「細い毛」「乾燥している毛」「カラーダメージのある毛」は湿気に弱いです。スプリナージュやサブリミック アクアインテンシブのようにキューティクル補修を重視したラインが効果的です。

Q:オイルとクリームは梅雨にどちらが向いていますか?

一般的に梅雨はオイルの方が向いています。クリームは保湿力が高い半面、水性成分を含むため、湿気の多い環境では外の水分と反応してまとまりが崩れやすい面があります。オイルは油分でキューティクルをコーティングし、外気の湿気をはじく効果があります。MOII・オリオセタどちらも「オイルなのにベタつかない」という点でREPUBLICのお客様に長く支持されています。

Q:梅雨前にサロンで何かしておくべきことはありますか?

梅雨入り(6月上旬)の1〜2週間前に、サロンでのトリートメントを受けておくことをおすすめします。特に内部補修型のトリートメントは、ホームケアでは届きにくい部分まで集中的にケアでき、梅雨シーズンを通してその効果が持続します。ご予約の際にお気軽にご相談ください。

梅雨前に、あなたの髪に合ったケアを一緒に考えましょう。REPUBLICでは、ご来店時に髪の状態を診断し、シーズンに合ったホームケアプロダクトのご提案も行っています。英語対応も可能です。0422−24−9195

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