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ブロードライの文化が違う!? アメリカと日本のサロン事情




今日は、ちょっと専門的なお話を少しだけ。

実は「ブロードライ(Blow Dry)」の技術や価値は、日本とアメリカ ニューヨークでは大きく違うんです。




日本では“仕上げのひとつ”としてのブロードライ



日本では、カットやカラーの後に髪を乾かす「ブロードライ」は、どちらかというと仕上げの一部というイメージが強いですよね。日本人の髪質は比較的まっすぐで扱いやすい方が多く、そこまで多くの時間をかけずとも綺麗にまとまります。


そのため、あまり“特別な技術”として意識されることは少なく、使うブラシもパドルブラシやデンマンブラシなど、軽く整えるためのものが中心です。





アメリカでは“ブロードライ専門店”があるほど大事!



一方、アメリカでは「ブロードライ」はとても大切なサービス。

なんと“Blow Dry Bar(ブロードライ・バー)”というブロードライ専門のサロンもあるほどなんです!


欧米ではくせ毛やうねりの強い髪質の方が多いため、ブロードライによって髪をなめらかに整えることがとても重要。プロの手でしっかりブローしてもらうことで、ツヤとまとまりのある仕上がりになり、自分ではできないスタイルが完成します。





イベント前に“とりあえずブロードライ”



もう一つ面白い違いが、「イベント前のサロンの使い方」。


アメリカでは、パーティーやディナー、ビジネスイベントの前に「髪だけ整えてもらいに行く」のがとても一般的です。カットやカラーはしなくても、「今日はちょっとキマった感じにしたいから」とサロンへ。

日本だと“美容室に行くのは特別な日”というイメージがまだ強いですが、アメリカでは“ブローだけしに行く”のがもっとカジュアルなんです。





ハウスコール(出張ブロードライ)も日常的!



さらに驚くのは、「ハウスコール(出張サービス)」としてスタイリストを自宅に呼ぶことも珍しくないという点です。


特にセレモニーや特別なイベントの前はもちろん、忙しい方が「朝から完璧に仕上げたい」と、自宅にブロードライだけお願いすることも多いのです。

これはアメリカならではの美容文化。

「時間の節約」と「完璧な仕上がり」の両方を求める方にとって、出張スタイリングは非常に需要があります。

私もニューヨークでよくハウスコールに行っていました。





ブラシも多種多様


アメリカのスタイリストは、ブロードライ専用のセラミックブラシやナイロンピン混合のラウンドブラシなど、毛質やスタイルに合わせて複数のブラシを使い分けます。髪をしっかりテンションかけてブローすることで、根元の立ち上がりや、長持ちするスタイルを作るのが基本です。


日本では“手ぐし+ドライヤー”でナチュラルに仕上げる方も多いですが、アメリカではブローが「スタイルそのもの」なんですね。





プロダクトの使い方にも違いが



アメリカでは、ブロードライの前に熱保護スプレー(Heat Protectant)やボリュームミスト、スムージングクリームなど、しっかりプロダクトを使います。

特にオイル系ではなく、軽めのフォームやミストを重視する傾向があります。日本でも人気の「OLIOSETA(オリオセータ)」のオイルは、質感が重くなりすぎないので、アメリカでも人気のプロダクトの一つです。



REPUBLICでは、日本人のお客様にも「自分では出せないツヤ感」や「根元の立ち上がり」をご体感いただけるよう、NYで学んだブロードライ技術を活かしています。

特別な日だけでなく、「ちょっと気分を上げたい日」にもぜひいらしてください。



髪がきれいに整っていると、気持ちまで前向きになりますよね。

そんな毎日をサポートできるよう、これからも一人ひとりに合ったブロードライをご提案していきます。


吉祥寺美容室Republic 0422-24-9195

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